高校生選手権の話
2005年8月14日ども、VAGRANCYです。
昨日の日記で高校生選手権のレポ書くって約束してしまったのでぐちゃぐちゃと書いていきます。
その前になぜVAGRANCYがケチコンを使うに至ったのかを言い訳言わせてください。
まずVAGRANCYが思った高校生選手権で使うデッキの条件は
1、緑単トロンとそこそこ戦える
2、すき込みにそこそこ耐性がある
3、できれば青トロンと五分五分くらいには戦える
というものでした。
>1
頭蓋の摘出が最良の回答結果だと思います。
よく摘出だけではかてないという声が聞こえますが、精神隷属機の入っていない緑単トロンなら大分時間を稼げます。最近のトーナメントで勝ってるトロンに隷属機が入っていたら大きく話しは変わりましたが、脅威となるスペルが歯と爪・隔離するタイタンに限られる現環境ならこれでよいと思います。確かにすき込み・忍び寄るカビという選択もありますがこれらのスペルは連続して打って始めて意味を成し、時間を稼いでいる間にプレッシャーをかけるものがいなければすぐに巻き返されます。
>2
永遠の証人と双璧をなし環境を支配している緑の凶悪スペルすきこみです。これの対策がないデッキは恐らく何もできずに負けるだろうということは当然です。
対策手段としては
・摘出ですきこみを打たれる前に抜いてしまう
・カウンターを使う
(ハンデスは独楽と証人の都合上問題外)
というのが主なものになります。
ここで重要なのはすきこみを使う主なデッキは緑コンと言うことです。緑コンは豊富なマナブーストから最速で3T、平均4Tにすきこみを打ってきます。その時点で摘出を打つか、カウンターをしなければなりません。緑コンにかつことだけを考えれば後者の考えの下に青コンを使っても良いですが青コンはトロンにたいしてまず確実に勝てないのでよしたほうがいいと判断します。そこで摘出とともに軽いカウンターを数枚入れてどれかが必ず初手にあるようにすることが一番だと思います。
>3
これです。ぶっちゃけ青トロンはこの環境において最強です。赤にあたらない限りマジ最強です。この青トロンに勝てる有名なデッキは赤と同系しかいない気がします。ちなみに麻布か開成か忘れましたがどっちかは全員青トロン。(で、もう一方は全員緑単トロンだったと思う)
正直対処法がわかりませんでした。運良くカウンター切れが起こり・トロンを揃えられず・隷属機を引かれないという奇跡を願うしかないと思いました。
本当はVAGRANCYは青トロン使おうと思ったんですがトロンランドをチームメイトに貸していたので無理。
とりあえず1,2を解決できるデッキのサイドでがんばるという方針をとります。
しかし1,2を満たしてカウンターに頼り切っていないデッキはなかなかありませんでした。あったらみんな使ってる
で、これを考えているとき世の中はブロック構築でわきあがっていてけちこんというデッキが目に飛び込んできたのです。色の組み合わせにおいて黒・青という点を満たしていて、ある程度デッキの骨組みがわかっているデッキだったので早速これにいれこむことにしたのです。
で、結果がこれ↓
3師範の占い独楽
4卑下
3不快な群れ
2摩滅
1御霊の復讐
1魂なき蘇生
4木霊の手の内
3頭蓋の摘出
3けちな贈り物
2鎮圧
1全ての太陽の夜明け
1粗野な覚醒
1花の神
1永遠の証人
4桜族の長老
3初めて苦しんだもの、影麻呂
1全てを守るもの、母星樹
1塩の湿地
1ミラディンの核
1先祖の院、翁神社
1死の溜まる地、死臓
2氷の橋、天戸
1平地
7森
4沼
4島
サイド
3赤の防御円
3霊光の追跡者
4すき込み
2忌まわしい笑い
1魂の裏切りの夜
1帰化
1袖の下
解説をさせてもらいます。
>鎮圧
マジGODなやつでした。緑コンやトロンとスパーしてみると摘出だけでは抜く役割のスペルがたらなないという事実が発覚しました。そもそも多色である都合上すき込みや歯爪は即死をさします。卑下と摘出だけではこれらを確実にくらわないためには足らないのです。スパーしてみるとトロンと緑コンに刺さること刺さること。
>永遠の証人が一枚
スペースが無かったのも理由ですがこれあんまり使わないんです。一回けちな贈り物で利用できればほおぼ用無しです。花神エンジンができればもはや不必要。
サイド
>霊光の追跡者
これぞ青トロンに対する答えではないでしょうか?打ち消されず確実にハンドにダメージを与える。実際に試してみることを進めます。すさまじく効きます。青系のデッキにはほぼ確実に効きます。まあ青トロンにはメインほぼ勝てないんですがね・・・。
>すき込み
両方のトロンにサイドイン。ケチにこれが入っているのは意外かも知れませんが普通に効きます。
>魂の裏切りの夜
緑単にはこれが出ればほぼ勝ちなので入ってます。
花神は回せなくなりますがその時は証人が回りだすので問題なしです。
高校生選手権に出場する前のスパー結果(左がケチコン)
>VS緑単トロン(隷属機無し)
メイン 7:3
サイド 8:2
>VS緑単トロン(隷属機あり)
メイン 5:5
サイド 6:4
>VS緑単
メイン 6:4(負けパターンは剣か十手を除去・打ち消しできない時)
サイド 7:3
>VS青トロン
メイン 2:8
サイド 5:5
>VS白ウィニー(減衰のマトリックス版)
メイン 4:6
サイド 6:4
赤系はは時間の都合上10本ではなく4本やってのこと
>VSスライ(針あり)
メイン 2:2
サイド 2:2
メタ外デッキのわりにそこそこ悪くないデッキに思えます。
この結果VAGRANCYは結構自信を持って会場に行ったわけです。いくつかの問題点を忘れた状態で。
問題点
1、このデッキ製作者の予想以上に気が長く、引き分け・時間ギリギリを連発
2、上にも関係しますがフィニッシャーが細すぎる
3、なんか六回戦もあるらしい
4、メタ外に当たった時の動揺が半端無い
で、レポ
一回戦VS緑コン(本選出場校)
一本目
これは頂いたかなと思いました。
5T連続土地ドロー。
ははっはは・・・。
相手も回りが悪かったのですがあえなく撲殺。
影麻呂も引かない。
二本目
予定調和的に勝ち。でも相手さんが十手二枚出しのミス。あわててたのかな?
ここでまわりを見渡すと他の二人が負けてしまっていて残り時間も10分無かったのでID。疲れるのはいやだ
二回戦目VS青白コン
一本目
何から何まで打ち消されてカササギと清麻呂の末裔に撲殺される。えー。
二本目
母星樹が鬼の強さを発揮して勝ち。
三本目
霊光の追跡者で相手のハンドを空にしてすきこみを打ち、袖の下からの清純な天使でライフを6まで減らしたんですが、相手も清純な天使を出し場が膠着。そして時間切れ。引き分け。攻めの線が細いようです。くやしい。
三戦目 緑単
一本目
土地事故。この時点で一本目は全て落としてることになる。みんなの視線が痛いです。
二本目
魂の裏切りの夜を張って勝ちを確信してたら返しで北の気の木霊降臨。あちゃー。影麻呂さんおらんねん。2T連続で引いた長老が憎くなりました。出せないよ!負け。お客さんの緑単に負けたのはショックです。余談ですがフリーでやってたら全部勝ちでした。はい。言い訳です。ゴメンナサイ。
続きは明日
昨日の日記で高校生選手権のレポ書くって約束してしまったのでぐちゃぐちゃと書いていきます。
その前になぜVAGRANCYがケチコンを使うに至ったのかを
まずVAGRANCYが思った高校生選手権で使うデッキの条件は
1、緑単トロンとそこそこ戦える
2、すき込みにそこそこ耐性がある
3、できれば青トロンと五分五分くらいには戦える
というものでした。
>1
頭蓋の摘出が最良の回答結果だと思います。
よく摘出だけではかてないという声が聞こえますが、精神隷属機の入っていない緑単トロンなら大分時間を稼げます。最近のトーナメントで勝ってるトロンに隷属機が入っていたら大きく話しは変わりましたが、脅威となるスペルが歯と爪・隔離するタイタンに限られる現環境ならこれでよいと思います。確かにすき込み・忍び寄るカビという選択もありますがこれらのスペルは連続して打って始めて意味を成し、時間を稼いでいる間にプレッシャーをかけるものがいなければすぐに巻き返されます。
>2
永遠の証人と双璧をなし環境を支配している緑の凶悪スペルすきこみです。これの対策がないデッキは恐らく何もできずに負けるだろうということは当然です。
対策手段としては
・摘出ですきこみを打たれる前に抜いてしまう
・カウンターを使う
(ハンデスは独楽と証人の都合上問題外)
というのが主なものになります。
ここで重要なのはすきこみを使う主なデッキは緑コンと言うことです。緑コンは豊富なマナブーストから最速で3T、平均4Tにすきこみを打ってきます。その時点で摘出を打つか、カウンターをしなければなりません。緑コンにかつことだけを考えれば後者の考えの下に青コンを使っても良いですが青コンはトロンにたいしてまず確実に勝てないのでよしたほうがいいと判断します。そこで摘出とともに軽いカウンターを数枚入れてどれかが必ず初手にあるようにすることが一番だと思います。
>3
これです。ぶっちゃけ青トロンはこの環境において最強です。赤にあたらない限りマジ最強です。この青トロンに勝てる有名なデッキは赤と同系しかいない気がします。ちなみに麻布か開成か忘れましたがどっちかは全員青トロン。(で、もう一方は全員緑単トロンだったと思う)
正直対処法がわかりませんでした。運良くカウンター切れが起こり・トロンを揃えられず・隷属機を引かれないという奇跡を願うしかないと思いました。
本当はVAGRANCYは青トロン使おうと思ったんですがトロンランドをチームメイトに貸していたので無理。
とりあえず1,2を解決できるデッキのサイドでがんばるという方針をとります。
しかし1,2を満たしてカウンターに頼り切っていないデッキはなかなかありませんでした。
で、これを考えているとき世の中はブロック構築でわきあがっていてけちこんというデッキが目に飛び込んできたのです。色の組み合わせにおいて黒・青という点を満たしていて、ある程度デッキの骨組みがわかっているデッキだったので早速これにいれこむことにしたのです。
で、結果がこれ↓
3師範の占い独楽
4卑下
3不快な群れ
2摩滅
1御霊の復讐
1魂なき蘇生
4木霊の手の内
3頭蓋の摘出
3けちな贈り物
2鎮圧
1全ての太陽の夜明け
1粗野な覚醒
1花の神
1永遠の証人
4桜族の長老
3初めて苦しんだもの、影麻呂
1全てを守るもの、母星樹
1塩の湿地
1ミラディンの核
1先祖の院、翁神社
1死の溜まる地、死臓
2氷の橋、天戸
1平地
7森
4沼
4島
サイド
3赤の防御円
3霊光の追跡者
4すき込み
2忌まわしい笑い
1魂の裏切りの夜
1帰化
1袖の下
解説をさせてもらいます。
>鎮圧
マジGODなやつでした。緑コンやトロンとスパーしてみると摘出だけでは抜く役割のスペルがたらなないという事実が発覚しました。そもそも多色である都合上すき込みや歯爪は即死をさします。卑下と摘出だけではこれらを確実にくらわないためには足らないのです。スパーしてみるとトロンと緑コンに刺さること刺さること。
>永遠の証人が一枚
スペースが無かったのも理由ですがこれあんまり使わないんです。一回けちな贈り物で利用できればほおぼ用無しです。花神エンジンができればもはや不必要。
サイド
>霊光の追跡者
これぞ青トロンに対する答えではないでしょうか?打ち消されず確実にハンドにダメージを与える。実際に試してみることを進めます。すさまじく効きます。青系のデッキにはほぼ確実に効きます。まあ青トロンにはメインほぼ勝てないんですがね・・・。
>すき込み
両方のトロンにサイドイン。ケチにこれが入っているのは意外かも知れませんが普通に効きます。
>魂の裏切りの夜
緑単にはこれが出ればほぼ勝ちなので入ってます。
花神は回せなくなりますがその時は証人が回りだすので問題なしです。
高校生選手権に出場する前のスパー結果(左がケチコン)
>VS緑単トロン(隷属機無し)
メイン 7:3
サイド 8:2
>VS緑単トロン(隷属機あり)
メイン 5:5
サイド 6:4
>VS緑単
メイン 6:4(負けパターンは剣か十手を除去・打ち消しできない時)
サイド 7:3
>VS青トロン
メイン 2:8
サイド 5:5
>VS白ウィニー(減衰のマトリックス版)
メイン 4:6
サイド 6:4
赤系はは時間の都合上10本ではなく4本やってのこと
>VSスライ(針あり)
メイン 2:2
サイド 2:2
メタ外デッキのわりにそこそこ悪くないデッキに思えます。
この結果VAGRANCYは結構自信を持って会場に行ったわけです。いくつかの問題点を忘れた状態で。
問題点
1、このデッキ製作者の予想以上に気が長く、引き分け・時間ギリギリを連発
2、上にも関係しますがフィニッシャーが細すぎる
3、なんか六回戦もあるらしい
4、メタ外に当たった時の動揺が半端無い
で、レポ
一回戦VS緑コン(本選出場校)
一本目
これは頂いたかなと思いました。
5T連続土地ドロー。
ははっはは・・・。
相手も回りが悪かったのですがあえなく撲殺。
影麻呂も引かない。
二本目
予定調和的に勝ち。でも相手さんが十手二枚出しのミス。あわててたのかな?
ここでまわりを見渡すと他の二人が負けてしまっていて残り時間も10分無かったのでID。
二回戦目VS青白コン
一本目
何から何まで打ち消されてカササギと清麻呂の末裔に撲殺される。えー。
二本目
母星樹が鬼の強さを発揮して勝ち。
三本目
霊光の追跡者で相手のハンドを空にしてすきこみを打ち、袖の下からの清純な天使でライフを6まで減らしたんですが、相手も清純な天使を出し場が膠着。そして時間切れ。引き分け。攻めの線が細いようです。くやしい。
三戦目 緑単
一本目
土地事故。この時点で一本目は全て落としてることになる。みんなの視線が痛いです。
二本目
魂の裏切りの夜を張って勝ちを確信してたら返しで北の気の木霊降臨。あちゃー。影麻呂さんおらんねん。2T連続で引いた長老が憎くなりました。出せないよ!負け。お客さんの緑単に負けたのはショックです。余談ですがフリーでやってたら全部勝ちでした。はい。言い訳です。ゴメンナサイ。
続きは明日
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